フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
以前から気になっていて、ブックマークをしていた池尻大橋のリアン。オープンから一年ほどで大人気なんですよね。こちらのお店に「オトナ女子グルメ」のメンバーと一緒にいってきました!
お店は以前「オギノ」があった場所にあり、白を基調としたオシャレな雰囲気のお家のような感じです。
この日はカウンターでシェフの目の前の席。テーブル席も落ち着いているんですが、カウンターのほうが臨場感があって楽しいかも。お料理はコースの3種類。
Aコース3900円(アミューズ、前菜、魚or肉料理、デザート)
Bコース4200円(アミューズ、前菜、前菜or魚料理、肉料理、デザート)
Cコース4700円(アミューズ2品、前菜2品、魚料理、肉料理、デザート)
最初はCコースにしようと思っていたのですが、結構ボリューミーとのことで、Bコースに。ちなみにお料理は前菜15品 メイン10品 デザート8品からのプリフィックスコース。もう迷いすぎて、選ぶのに30分もかかってしまいました。
ということで、まずはアミューズから。
焼きたての自家製のブリオッシュ、チーズガレット、青森県無農薬りんごのピュレ、オシャレに包装されているのは、なんとフォアグラのヌガー。アミューズってこんなにボリューミでしたっけ?ブリオッシュにリンゴやフォアグラを組み合わせながら、スタートから楽しめます!
3種類のパン。サービス料としてパン代は別途300円となります。真ん中の黒糖のパンが結構好み。
お料理に合わせて、ワインのペアリングが3杯で2500円だったのですが、この日はあまり飲める体調ではなかったので、グラスでオーダー。最初はフランスアルザスのリースリング「Emile Beyer Riesling Tradition」。ビオロジックでクリアな果実と酸がおりなす、ふくよかな味わいが楽しいワイン。
そして最初にでてきたのが前菜その1「瀬戸内海産真牡蠣 ムール貝 北海道産帆立貝の温製ムーステリーヌ」。テリーヌだけでも4種類くらいあって、本当に迷いましたが魚介系のものに。分厚くきったテリーヌをフライパンで炙ってあたためおり、口当たりの滑らかなムースに牡蠣やホタテの旨味がふんわり広がります。付け合わせのお野菜も華やかできれい。
そして前菜その2は「青森県産直送旬のニジマス自家薫製のミキュイ ラタトゥイユ 菜の花」。この2品目はすごい悩んでいたら、お隣の方がいただいていたので、それをみてチョイス。薫製の香りのニジマスに春を感じる菜の花、そしてラタトゥイユのトマト味が三位一体となって何ともいえず美味しい。2品目もお魚でしたが、めちゃくちゃ満足。
ちなみに友人は前菜は1つにしてこの日の魚料理「甘鯛のグリル 海老のソース」にしておりました。特徴的なお皿に皮目をパリッっと焼いた鯛が美味しそう!
メインにお肉がでてくるので、次のワインはブルゴーニュのピノ「REMOISSENET BOURGOGNE RENOMMEE」に。チェリーやラズベリーのアロマに、ほのかに赤果実の甘みと程よい酸味がいい感じ。ピュアで身体に染み込んでいくようなそんな心地よさを感じます。
肉料理は「女性ハンター吉井さんの京都丹波産仔鹿もも肉とロースト肉 2種類のロースト」。時期ということでこの他にも鴨や猪などジビエのお肉達がたくさんありました。こちらの仔鹿肉、とてもみずみずしく甘みを感じるお肉。塩こしょうでシンプルにお肉の良さを引き出し、付け合わせの焼き野菜やキンカンがまたいいんです。
お肉まででかなりお腹いっぱいになりましたが、デザートは別腹。偶然にもみんな同じ「イチゴのパフェ仕立て(イチゴムース、イチゴシャーベット)」をチョイスしました。見た目も可愛らしく、イチゴづくしのムースやシャーベットで最後まで美味しくいただきました。
カウンター席はちょくちょくお料理の説明をいただいたり、こちらが困っているとすぐにアドバイスいただいたりと、シェフをはじめとする店員さんたちのコミュニケーションのよさを実感できますね!とても居心地よくお食事ができました。
コスパやメニューの多さに目がいきがちですが、旬の食材を爽やかに軽やかに頂けるのもすごくよかったです。それにしてもあれだけメニューがあると、他のお料理も食べてみたくなっちゃいます。これは何度か通うしかなさそうですね。またお伺いします!
■「オトナ女子グルメ」について
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夜総合点★★★☆☆ 3.8