フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
近頃個人的に注目している新宿三丁目界隈のお店ですが、またまたオトナ女子向けなビストロがオープンしたとのことで、こちらでプチ忘年会をしてきました。
場所は大塚家具の先にある交差点角のBoConceptのあるビルの7階。そういえば昔、ここのビルにある熱帯魚のいるお店に入ったことがあったっけ。などと思い出しつつ、7Fまでエレベーターで向かいます。
店内は茶色と黒と照明の光を上手につかったオトナ雰囲気。カジュアルですが、すごくいい雰囲気。ハーブやスパイスを得意としているとのことで、お料理も楽しみです。ということで、最初はハーブを使ったオリジナルカクテルで乾杯!私は白ワインと自家製ジンジャーがはいっている「ジンジャーグレープスプリッツァ」を。ハーブカクテルにはおすすめポイントが書いてあって、そのときの気分によって選べるのも楽しいですね。
お通しは「リエットとフォカッチャ」。さっぱりとしたリエットにふかふかのフォカッチャをつまみつつ、お料理のメニューを確認。
一皿500円の前菜たちがすごく充実していたので、最初はこの辺からチョイスを。まずは「自家製カラフルピクスル」と「タコとオリーブのハーブマリネ」。ピクルスにはコリアンダーやローリエやハーブがいいアクセントに。タコとオリーブのほうには白ワインビネガーにガーリックやオレガノがきいております。
そして「小ヤリイカのハーブソテー」。ハーブオイルで香り高く、こちらもいいお味。どの料理にもハーブをうまく使っており、その香りやアクセントがとてもいい感じです。
そしてサラダからは「パクチー、クレソン、マッシュルームのサラダ 1100円」。パクチー&クレソンにはアジアン風のドレッシングがかかっており、ピンクペッパーが時々ぷっちと口の中ではじけるんです。爽やかで素材の味が楽しめるサラダです。
カクテルの後はワインを。オーストラリアの「ヤルンバ ワイ シリーズ ヴィオニエ」。葡萄はもちろんヴィオニエ100%。白い花の香りにコクのある果実味、この白は温度があがるとハチミツのテイストが強くなるのでお野菜はもちろん、豚肉や鶏肉とも意外と相性がよいかも。
「自家製ハーブソーセージとフライドポテト 1200円」。ソーセージにはハーブが程よく優しくきいているので、とっても上品味に。たっぷりのフライドポテトはつまみながらおしゃべりが弾みます。
ここでお肉も!「なでしこポークのスペアリブ」6人いたので6本ご用意いただきました!醤油ベースの甘辛い味がとても食欲をそそります。頑張ってフォークとナイフをつかっていたのですが、結局は手づかみでむしゃむしゃと頂きました。
ちょっと用事があったためこの日はここで失礼しちゃいました。この後も宴会は盛り上がったようで、すごーく残念でした。それにしてもオープンしたばかりというのに、この日はオトナ達で満席。このタイプのお店って新宿に少ないのでとても貴重ですよね。
駅からも近く、居心地もちょうど良く、その上イケメンの店員さんたちもいるので、女子会などにはホントおすすめ。もちろん、ひとりでふらりも悪くないかも。オトナ達が通いたくなる上質空間のカジュアルバル、新宿お店リストに新しく加えたいと思います。
TOKYO KITCHEN (ステーキ / 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7