コンテンツへスキップ

カジュアルに美味しいお肉を!肉激戦区にオープンした使い勝手のよい肉バル。@シェフ&ブッチャー東京(西麻布)

フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。

西麻布って本当にお肉激戦区ですよね。常に新しいタイプのお肉を提供するお店がしのぎを削っているイメージ。そんなエリアにまた新しく肉バルがオープンしたとのことで友人に誘われてお伺いしてきました。

場所は西麻布交差点からすぐのホテル&レジデンス六本木の1F。それらしきお店がないなあと思ったら、大通り側ではなく路地を入ったところにありました。

外観@シェフ&ブッチャー東京

店内に入ると真っ先に目に入ったのが、お肉の陳列。こちら、大阪のお肉問屋さんが経営しているとのことで、他のお店に卸す前にお肉をいいとこ取りして送ってくれるとのこと。肉のクオリティはとてもよさそうですね。

お肉のディスプレイ@シェフ&ブッチャー東京

そんな高鳴る期待を押さえつつ、まずはサラダものからいただきます。「ニンジンとキアヌのサラダ 850円」。ベビーリーフに人参は細切りとスライスされ、その上にキアヌが。甘酸っぱいドレッシングに人参の甘みがうまく融合して、全体的に爽やかな印象。

ニンジンとキアヌのサラダ@シェフ&ブッチャー東京

そしてお肉屋さんらしくホルモンを使ったサイドメニューも。「上ミノのバルサミコオリエンタル風フリット 600円」。ホルモンはあまり得意じゃないのですが、フリットしていることによって、臭みはあまり無くとても食べやすくなっています。ワインと相性がよさそう。

上ミノのバルサミコオリエンタル風フリット@シェフ&ブッチャー東京

そして見た目も鮮やかな「馬肉のタルタル 980円」。お肉に自信があるだけあって、きれいなピンクの肉質は美しいの一言。甘めのタレと下にあるアボガドや温泉卵を混ぜ合わせていただきます。お肉は本当にシルキーな口当たりできれいな味!見た目と味が合致する美味しさです。

馬肉のタルタル@シェフ&ブッチャー東京

そして店員さんおすすめの「フォアグラとクレソンのサラダ 1480円」。最初、クレソンしか見えなくて「フォアグラどこ?」と聞いてしまいましたが、クレソンの下に隠れておりました。このフォアグラ、表面にカラメル状になっていて丁寧に火入れされていたのが分かります。見た目が分かりづらいのですが、個人的には好みな一皿でした。

フォアグラとクレソンのサラダ@シェフ&ブッチャー東京

この日の飲み物はワインで!最初はイタリアのフリウリのゲヴェルツ トラミネール「Villa Vitas Traminer Aromatico(ヴィッラ・ヴィータス トラミネール・アルマティコ)」。フルーティなアロマにミネラル感もあるのですが、全体的にスッキリさっぱりとした飲み心地。前半のお野菜やバルメニューを合わせていただきました。

シェフ&ブッチャー東京

そして後半戦のメインはもちろんお肉!「ブッチャーズプレート 2人前3800円×2種類」を5人でシェアしました。

まず1皿目には「まる芯、六白金豚のロースト、ひうち」。薪で焼いているとのことで、ほんのりと木の香りがします。とても丁度よい加減の焼き具合に、お肉がいきいきしています。豚ロースはかなりレアですが、脂が甘くてジューシーで本当にいいお肉!。付け合わせの玉ねぎやガーリックのグリルもたまりません。

ブッチャーズプレート@シェフ&ブッチャー東京

2皿目には赤身中心で「厚切りタン芯、イチボ、かめのこ」。こちらも火入れバッチリのきれいな赤身肉。それぞれの部位の美味しさを噛み締めました。

ブッチャーズプレート@シェフ&ブッチャー東京

お肉がでてきたところで、ワインはボトルにすることに。カルフォルニアワインの「Bench Cabernet Sauvignon(ベンチ カベルネ・ソーヴィニヨン)」。次世代のカルフォルニアワインと呼ばれているようで、カベルネ・ソーヴィニヨンのクオリティの高さに注目が集まるアレキサンダー・ヴァレーでつくられているとのこと。

スミレやブラックベリーの華やかな香りにバニラの余韻。甘く熟した果実がたっぷり詰まった味わいにはキメ細かく滑らかなタンニンがとっても上品。とにかくお肉との相性は抜群です!

シェフ&ブッチャー東京

お肉のプレートにちょっとだけお肉やお野菜が残っていたのですが、そちらを使って「ガーリックライス」を作ってくれるということでお願いしました!お肉のかけらが入っているガーリックライスは、なんだかちょっと得した気分。残さず最後までいただけるのもよいですね。

ガーリックライス@シェフ&ブッチャー東京

そして〆はデザートも。「自家製ティラミス 680円」はぶどう付き。マスカルポーネのコクとふんわりした甘さにほっとします。

ティラミス@シェフ&ブッチャー東京

結局この日は5人でお伺いして一人5000円ちょっと。飲めるメンバーだったので、ちゃんと飲んでお肉もいただいて、この辺りでこのお値段はかなり使い勝手がよいかも。

ちなみにワインはイタリア、カルフォルニア、アルゼンチンなどカジュアルなラインナップ!グラスで5種類ほどあり、1杯700〜1200円のお値段でした。その他にクラフトビールも充実しているようですね。

店内@シェフ&ブッチャー東京

店内は手作りなインテリアですごく居心地がよく、店員さんたちも爽やか。高級焼き肉までは行かないけど、カジュアルに美味しいお肉を食べたいときにとてもおすすめです!

シェフ&ブッチャートウキョウステーキ / 六本木駅乃木坂駅広尾駅

夜総合点★★★☆☆ 3.8

タグ: