フードメディアディレクターの福田美佐子です。
友人が数ヶ月前から予約してくれた「三井の寿」の日本酒の会へいってきました。2ヶ月に1度ほど人気の日本酒の蔵元さんをおよびしての会らしいのですが、とても人気で予約はすぐに埋まってしまうとのこと。予約をとってくれた友人に感謝です。
店内はとにかく満席。空いている席は見当たりません。この日いただいた日本酒は以下の通りです。
- 三井の寿 チカーラ 純米吟醸
- 三井の寿 大辛口 三井寿ラベル
- 三井の寿 酒未来 純米吟醸
- 三井の寿 雄町 純米吟醸
- 美田 辛醸 山廃純米
- 三井の寿 CO2
- 三井の寿 コチネレ 吟のさと
- 三井の寿 ポルチーニ原酒純吟
- 三井の寿 福 純米大吟醸(別途有料)
井上社長みずから説明しながらの飲み比べ。作り手さんがそれぞれのお酒に込めた思いをお伺いしつつ、味わえるのはとても贅沢。ちなみに「三井の寿 福 純米大吟醸」はIWC2015 SAKE部門で惜しくも準優勝。「チャンピオン・サケ」に選ばれていたらこの日はロンドンの「IWCアワードディナー」にいっていたとのこと。世界の舞台でも認められる日本酒なのですね。
ちなみにこの日の会費はお酒とお料理で会費は5400円。お料理はつまみ系なので、がっつり食べたい方には足りないかもですが、私にはすごくちょうど良い量でした。
冷椀 冷やし五島うどん
酒肴八寸
・真鯛の胡麻醤油和え
・赤クラゲの梅酢
・クジラの甘ポン漬けおろし
・あぶり鱧とズッキーニのトマトオリーブ仕立て
・鶏肉と焼き葱の山椒煮
・ずんだ白玉 カリカリ蕎麦の実
・水烏賊(イカ)とニラの明太子和え
・クリームチーズ 無花果ソース
・地だこと生海苔のさつま揚げ
酒肴八寸たちはバラエティにとんでいて、どれも日本酒にピッタリの一品たち。三井の寿はイタリアンとのマリアージュも意識されているので、洋風なお料理もちらほら。特に「あぶり鱧とズッキーニのトマトオリーブ仕立て」にはちょっとびっくりしましたが、これがまたお酒に合うんです。
そして別皿ででてきたのが、「焼きとり串 かぼす塩で(とりがいの串焼き)」と「あぶってかも(雀鯛)」。焼きとりというので鶏肉かと思いきや、貝なんですね。かぼすをかけてさっぱりといただきましたが、なかなかの美味しさ。
追加は有料ですが、こちらのお店のおすすめ料理もいただきました。「だし巻き玉子」はふわふわでちょっと甘めの素朴な味でほっとします。
そしてこちらの名物の「トリュフご飯」。トリュフの香りがたまらない、素敵ご飯。味づけはバター醤油でコク深く、お米がおいしい!ちなみに「美田 辛醸 山廃純米」との相性がばっちりでした。
最後は全部ではありませんが、頂いたお酒のボトルを並べていただきました。どれも美味しく、やっぱり三井の寿は好みのお酒で大好き!
今回お伺いした田酔さんは初めてでしたが、日本酒好きにはたまらない感じですね。お店の中に張ってあった日本酒のセンスもなかなかよく、お料理もどれも美味しい。六本木ヒルズという立地もいいので、とても使いやすそう。今度改めてまたお伺いしたいですね。