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マニアックなイタリアビオワインを求めて、今宵もワイン好きが集まる憩いの場。@アンブラ(Wine Bar Ambra)/神楽坂

フードメディアディレクターの福田美佐子です。

イタリア郷土料理の会でご一緒したワイン好きの皆様で神楽坂にあるちょっとマニアックなワインバーにお伺いしました。場所はアグネスホテルのすぐ近く、歯車という個性的なバーが入っているビルの3Fにあります。

店内はこじんまりとした大きさで、どうも地元ワイン好きの方が来ている雰囲気。女性のお客さんが多く、お一人でも入りやすそう。

スプマンテ@アンブラ

最初はとりあえずスプマンテで乾杯!お料理は6品おまかせのコース3500円で予約しているらしく、ワインはどうしようという話になりました。おすすめは5種類のグラスワインがいただける、ワインの散歩道¥4,900、優雅なワインの散歩道¥6,500(グレードアップ)があるのですが、翌日健康診断の方がいたり、私自身も体調が悪かったりと、全体的にセーブモード。とりあえずグラスワインで控えめにいただくことにしました。

お料理1品目はチーズが入った春巻き、2品目は白身のカルパッチョがでてきました。お料理はどれも小ぶりでがっつり食べる感じではなく、ワインに合わせてちょこちょこいただく感じ。

カルパッチョ@アンブラ

スプマンテの後は白ワインということで、5種類の中から「Trinchero Bianco Vino da tavola」をチョイス。ピエモンテの辛口白というか黄色ワインで、ぶどう品種はアルネイス、マルヴァジーア。シロップ漬けのような甘い香りに、ぴりっとした酸味。個性あふれる味わいです。

黄色ワイン@アンブラ

パンは自家製パン。全粒粉でぎゅっと密度があるパンで、食べごたえ十分。

自家製パン@アンブラ

豚タンの炭火焼きにソースはマッシュポテトにチーズがとろけており、まったりとした組み合わせになっています。

牛タンの炭火焼き@アンブラ

そして蟹とズッキーニのガーリックパスタ。カラスミもちりばめられており、さっぱりとしつつお酒にも合います。

蟹とズッキーニのパスタ@アンブラ

ワインは赤からもチョイス。こちらも5種類からなのですが、ちょっと前のことだっただめ、どれを頂いたか失念。その上、買ったばかりのカメラで色の調整がうまくいかず、全体的にオレンジ色に。。

この日飲んだワインたち@アンブラ

メインは牛モモ肉のソテー。マッシュルームと和風テイストのソースがクドくなく、こちらも最後までしっかりと美味しくいただけるボリュームですね。

仔牛のソテー フォアグラとマディランソース@アンブラ

食後のデザートはヨーグルトシャーベット。口の中がさっぱりとする感じがいい。

ヨーグルトのシャーベット@アンブラ

食事が終わったころに、友人のお友達が乱入。すでに飲んできたということで、みんなで最後は「Gewurztraminer Lyra 2011」で〆ることに。イタリアのアルト・アディジェの白で、ぶどうはゲヴュルツトラミネル。北側の白はクリアで上品でホントに美味しい。

白ワイン@アンブラ

調子が悪いといいながら、この日は結局しっかり飲んで一人7000円ちょっと。もう少し調子がよければ、もっとこちらのマニアックワインを楽しめたのですが、ちょっと不完全燃焼でした。

ワインチョイスをしてくださったソムリエさんは少しぶっきらぼうではありますが、かなり経験豊な方で飲み慣れている方にも面白いワインを紹介してくださる感じですね。またお料理を担当されているのは女性で、創作的な料理は全体的に優しい味付けでした。

こういうお店はひとりでも気軽に入れますし、2次会利用なども便利。神楽坂でマニアックにワインを楽しみたいときにオススメです。

アンブラ

夜総合点★★★☆☆ 3.6

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