フードメディアディレクターの福田美佐子です。
いつもは基本的にビストロのようなカジュアルなお店での食事が多いのですが、この日はめずらしくお仕事関係の集まりということもあり、改まって和食で個室でのお食事会。幹事さんのお店のチョイスで表参道にある「青山 星のなる木」へお伺いしました。
場所はピエール・エルメやブノワが入っているビルの4F、とても雰囲気のよいオトナのプライベート空間といった感じでしょうか。
幹事さんの最初の挨拶とともに、シャンパンで乾杯!少し早めのスタートで窓の外はちょっと明るく、泡の喉ごしがなんだか心地よい。
お料理はもちろんコースで。「一期一会ディナーコース 7000円」。10品ほどでてくるようです。
最初に出てきたのが「【先付】若竹酢 蛇腹胡瓜 拍子独活 露生姜 花穂紫蘇」。さっぱりとした酢の物からスタート。
「【煮物椀】清汁仕立て 糸縒鯛道明寺蒸し こごみ 桜花」。道明寺を糸縒鯛でくるっと巻き付けており、上品なお出汁がしみ込み、何ともいえない味わいに。
「【造里】お造り3種盛り合わせ」。この日はサーモン、ホタテ、マグロ。サーモンは岩手八幡平の養殖なのですが、綺麗なお水で育ったのが分かるようなとてもクリアで透明感のある味。これはすごくいい!
「【四季映八寸】桜鯛そろえ」。それぞれ桜鯛をアレンジしたお料理5品が一皿に。春キャベツのすり流しの緑が初夏を感じさせるそんな盛りつけも美しく、目でも楽しめます。
「【蒸物】オマール海老の茶碗蒸し 黒トリュフ シブレット 薫スプーン」。オマール海老の旨味が存分に堪能できます!洋風のような和風のような、ワインに合うような日本酒にもあうような、オールマイティな茶碗蒸しですね。
「【炊合せ】和牛と山菜の炊き合わせ 実胡椒 和牛の握り寿司」。炊き合わせの和牛は絶妙なレア加減、早く食べないと火が通るとこので、真っ先に炊き合わせをいただきました。お野菜との組み合わせがとても優しい。和牛の握りもレア加減で牛肉の甘さが引き立っております。
「【箸休め】『獺祭』のソルベ 黒塩添え」で、本当に箸休め。さっぱりとそして獺祭の甘さが身体にしみ込みます。
お料理は「【焼物】米茄子フォアグラ味噌田楽 小蕪千枚漬け」に。フォアグラが入った味噌田楽は濃厚で奥深く、他でいただくものとはひと味もふた味も違います。茄子が大好きなので、これはいくらでも食べていたい一品です。
〆のご飯は「【お食事】南部鉄釜使用『岩手県産プレミアム米ひとめぼれ』」。白米を引き立てるご飯のお供には浅利佃煮、有馬雑魚、梅鰹、青唐辛子味噌、浅漬け、京桜味噌仕立て粉山椒がついてきます。ピカピカのご飯はシンプルに美味しい。
デザートは「【甘味】和三盆プリン みたらし団子」。優しく滑らかなプリンと甘いみたらしが入ったお団子は、食後のひとときをほっとさせてくれます。
甘味と一緒にいただいたのが珈琲。和だけど珈琲で締めるのも、なかなかいいですね。
お酒は飲み放題コースだったため、選べるのが限られておりましたが、お料理に合わせて日本酒中心でいろいろといただきました。
眺望もよいプライベート空間の個室ということで、みなさんで優雅に食事を楽しむことができました。立地も雰囲気もいいので、接待や宴会などみんなで集まって落ち着いて食事をしたいときにおすすめです。
関連ランキング:創作料理 | 表参道駅、渋谷駅、明治神宮前駅
最新情報をお届けします
Twitter でlua_brancaをフォローしよう!
Follow @lua_branca