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美しすぎるテリーヌとヴァン・ナチュールの会にいってきた@トキヤ(tokiya)

フードメディアディレクターの福田美佐子です。

今回はちょっとだけ教えたくないお店のレポ。「オトナ女子グルメ」でご一緒しているKarinさんが通うこちらのお店、とにかくお料理のお皿がカラフルで素敵なんですよね。そんなことを話していたら「テリーヌとビオワインの会」にお誘いいただきました!

場所は祐天寺と学芸大学の間、住宅街のとても分かりづらいところにある一軒家です。

入り口@トキヤ

店内に入ると、民家がオシャレにリフォームされてかなり居心地がいい空間になっています。この日は常連さんのみということで、なんとなくアットホームな雰囲気。メニューはテリーヌとビオワインのみで、キャッシュオン・デリバリー。まずはワインをオーダーします。

カウンター@トキヤ

最初は白の微発砲「マリア・ボルトロッティ タルビアネイン」。そう、以前トロワザムールのマリア・ボルトロッティ来日イベントの飲み比べでかなり好みだったワイン。これは間違いなく美味しいのです。

タルビアネイン@トキヤ

この日いただけるテリーヌは5種類。もちろん、すべてお願いしました。まずは「3色のフロマージェ・ド・テット」。3色はそれぞれお野菜で表現。豚耳などのはいった煮こごり的なテリーヌ。

3色のフロマージェ・ド・テット@トキヤ

こちらは「サーモン、ブロッコリー、オリーヴ」。サーモンのピンクにブロコリーやヤングコーンなど入って、色だけでなく食感も楽しめます。

サーモン、ブロッコリー、オリーヴ@トキヤ

こちらは本日のスペシャリテ「鯖と苺パセリのテリーヌ」。苺と鯖という斬新な組み合わせにサワークリームをオン。鯖の塩分、苺の酸味、サワークリームのコクが融合して素敵なハーモニーを醸しだします。

鯖と苺パセリのテリーヌ@トキヤ

見た目が美しいテリーヌたちには、ビオワインが本当にぴったり。2杯目はフランスランドックの「ラ・ソルガ キュヴェ・デュ・ビュ」。樹齢70年のテレ・ブレから造られたステキビオ。

ラ・ソルガ キュヴェ・デュ・ビュ@トキヤ

さて続いて「チキン南蛮のテリーヌ」。名前からは想像できない赤い色のテリーヌにタルタルソースがかかっております。赤を組み合わせるところに美的センスを感じます。

チキン南蛮のテリーヌ@トキヤ

5品目はスペシャリテの「鴨と野菜のモザイクテリーヌ」。9分割された断面に根菜たちが礼儀正しく、そしてカラフルに組み込まれています。本当に美しく、そして美味しい。

鴨と野菜のモザイクテリーヌ@トキヤ

ワインもすすみます。赤たちは優しいピノノワールが多く、その中からフランスオーベルニュの「ヴァン・サン・トリコ トワ・ボンノム」を。雑味のないフレッシュなピノは先ほどのモザイクテリーヌとの相性もバッチリ。

ヴァン・サン・トリコ トワ・ボンノム@トキヤ

この日は常連さんのお一人が日本酒の新政を差し入れされていました。それにしてもこちらも素敵なラインナップ。

差し入れの新政たち@トキヤ

今回いただいたテリーヌたちは目にも美しいだけでなく、ワインの相性もバッチリで、本当に楽しい会となりました。ちなみシェフは美大出身で料理の修行経験がなく独学とのこと。なるほど、お皿の美しさはシェフの経歴に隠されていたのかと納得です。

お店は一軒家@トキヤ

次回は通常のディナーでお伺いする予定。どんなお料理がいただけるか、今から楽しみです。

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