フードメディアディレクターの福田です。
京王線渋谷駅の近辺は、マークシティがあったり、ごちゃっと飲食店があったりと、意外とJR側よりコンパクトで移動しやすいエリアですよね。
京王線利用者でもあるので、この日は駅近くの「渋谷KAIRI」というイタリアンバルへ、軽い打ち合わせも兼ねた食事で入ってみました。
どうもこちらのお店、ウニのクリームパスタが有名とのことなので、〆はパスタにしようと決めつつも、まずは「スプマンテ600円」で乾杯!
お酒と一緒に、サツマイモを揚げたお通しが出てきました。付け合わせはチーズクリームかな。さくっと甘いサツマイモは素朴で食べ応えも十分。
牡蠣メニューがいろいろあったので、最初は牡蠣づくしで。まずは「生牡蠣1個400円」。オリーブオイルとレモンでシンプルにいただきます。大ぶりで結構さっぱりめの牡蠣かな。
そして「蒸し牡蠣1個400円」。生と同じ牡蠣とのことですが、蒸すことによって、旨味がぎゅっと閉じ込められ味わい深くなっています。生とは違ってまた蒸しもイイ。
蒸し物づつきで、「8種類 温菜スチームサラダ 1280円」。お野菜も蒸すことで甘味が増すんですよね。お野菜につけるトッピングは4種類あって、お塩やシーザーソース、お味噌、ポン酢かな。個人的に気に入ったのがお味噌!ちょっと甘めの粒味噌がお野菜とすごく合う。
黒板メニューから「極太アスパラのグリル 750円」。太めのアスパラをシンプルにグリルしたものに、ソースのチーズクリームをたっぷりつけて。口当たり軽いチーズソースがかなりあと引く旨さ。
そしてワインが進みそうな「ムール貝白ワイン蒸し 900円」。ムール貝のお出汁がたっぷりでたスープにガーリックがきっちり効いていて、これまた旨い!バゲットと一緒にいただくとめちゃくちゃ合う。バゲットが進みすぎて、思わずお代わりするくらい。
そしてメインはお肉。単品だといろいろいただけないので、盛り合わせでお願いしました。
盛り合わせには、牛肉のタリアテッレ、海道1954豚の香草グリル焼き、鴨胸肉のロースト3種類のお肉とグリル野菜がバランスよくまとめて出てきました。さっぱりと上品な牛、ふっくらと旨味がたまらない豚、ジューシーな脂がたまらない鴨と、それぞれお肉の個性が楽しめる一皿です。
この日のワインはすべてグラスで。グラスは赤白それぞれ4種類あり、カジュアルなラインナップ。写真はあまりとっていないのですが、お肉にはコノルスのカベルネ・ソーヴィニヨン。安定感のあるコスパワインは、お肉との相性もばっちり。
そしてお待ちかねの「ウニのクリームパスタ 1570円」。ウニが練り込まれているようなパスタの色にすこしびっくりしつつも一口いただくと、パスタというよりウニの風味ばかりが広がります。かなり贅沢にウニを使っており、とにかく旨いの一言。さすがの看板メニュー、こちらに来たら必ず頼んでいただきたいオススメの一品。
最後はスイーツで〆。「ティラミス&ごまのセミフレッド」。どちらも甘さ控えめで、さっぱりといただけます。デザートでセミフレッドが置いてあるのはちょっとうれしいかな。
道玄坂エリアにはたくさんの飲食店がありますが、その中でもこちらはちょっとオシャレで気軽なイタリアンバルで気兼ねなく使えるお店かも。魚介からお肉、そしてウニのクリームパスタまで!みんなでワイワイと食事を楽しみたいときにオススメです。