金曜日の夜、一週間のおつかれさまも兼ねて久しぶりのお寿司。こちらの寿司高瀬は2014年11月にオープンしたばかりで、代々木で有名な高級日本料理の高瀬の姉妹店とのこと。
お店の場所は代々木駅北口からまっすぐに線路を抜けて、5分ほどの新しいビルの2Fにあります。
この日は3人でお伺い。ひとりがちょっと遅れ気味だったので、まずはビールを飲みながら待つことに。
するとお通しに「冷凍玉子のジュレコンソメ」が出てきました。お店の方いわく、流行る前から出していたとのことで、2日ほど冷凍した玉子にコンソメジュレが上品に絡み、なかなかいい感じです。
一杯目が丁度終わるころ、友人が到着。ということで改めておつかれさまで乾杯。お料理はお酒に合うものをちょこちょことチョイス。
まずは「伊東直送 地魚盛り合わせ 2000円」。その日仕入れた新鮮なお魚は、白鯛刺し、白ウマズラ、マトウ鯛、赤ヤガラ、あともう一つは失念の5種盛り。プリプリな白身たちはとても上品で美味。
最初の日本酒は「黒龍 吟醸 垂れ口 850円」。うすにごりで、リンゴや白桃のようなフルーティな香りにまろやかで旨味たっぷりの口当たり、後味は不思議とさっぱりとする、バランスと爽快感を感じる美酒。う〜ん、美味しい!
そして日本酒には必須の「あんきも 800円」。ほろほろで濃厚なあん肝をポン酢でさっぱりといただきます。
「河豚の唐揚げ 1300円」。本店高瀬さんと同じクオリティの河豚を独自の味づけの唐揚げ。ふっくらとした河豚の白身と病み付きになる衣の味で、ちょっとクセになりそう。
そして「白子ポン酢 800円」。はい、こちらも日本酒のお供に。
次の日本酒は「超辛口純米酒 日高見 850円」。大好きな日高見の辛口はひとめぼれを60%磨いたもので、超辛口といいつつコクと旨味のバランスがよくお料理に良く合う食中酒。お寿司にも合いそうだったので、この後はずっとこの日高見をおちょこでちょこちょこといただきました。
お寿司屋さんといったら必ず食べたいのが穴子。この日は握りではなく「煮穴子 680円」でいただきました。シャキシャキなキュウリと甘くふんわりした穴子が何ともいい感じ。
最後は〆の「握り」。〆といいつつも、まだまだ日本酒のアテ的な感じでいただきます。1個から選べるので、好きな物を適当にチョイス。ホタテ、ひらめ、あわび、大トロなど頼んでみました。シャリの酢飯は優しめで、飲んだ後にもすっとなじむような感じ。個人的にはもっと酢飯が主張してもよいかなと思ったのですが、お酒を飲まないでいただくとまた印象が違ってくるのかもしれませんね。
そして本当の最後は「のり汁 400円」にて。生海苔の風味がゆたかで、やっぱりお寿司屋さんにきたらお味噌汁は外せません。
この日はテーブル席でしたが、やはりお寿司屋さんといったらカルンター。2人くらいだとカウンター席のほうが板さんとお話もできるので楽しそう。
まったりと飲んで食べて1人6000円ほど。まだオープンしたばかりであまり知られていないようですが、素材も本店との一括仕入れのため、クオリティもよくお値段もお手頃なので、そのうち人気店になるのではないでしょうか。今度はカウンターでさくっと飲みたいですね。