ガイドが招待して日本を体験するというコンセプト「あいたび」というサイトモニターで、銀座の「鮨わたなべ」へお伺いしました。
参加したコースはこちら→
銀座に馴染みの鮨屋を持つ。貸切&女性限定、ガイドと「鮨わたなべ」へ(あいたび)
http://aitabi.jp/ja/tour/244/
お店の場所は銀座のど真ん中の雑居ビルの4F。店内にはいると凛とした空間で、かなり銀座らしい素敵な雰囲気です。
この日のガイドは、橋本玲氏。こちらのお店の常連さんでチャキチャキの江戸っ子の方です。
そして大将はかの名店「美家古鮨」の四代目親方が教えた最後の弟子、渡部氏。カウンターの立ち姿は本当にキリリとしており、大将がいるだけでお店全体がいい感じで引き締っております。
この日は「鮨を食うときは鮨を食う。」というポリシーのもと、アルコール一切なし。江戸前の鮨だけを集中していただきます。
「スミイカ」。小振りのシャリにピカピカのイカが美しい。それと驚いたのはシャリ!少し固めだが握り方はふわっとしており、赤酢の旨味とネタとの味の相乗効果がバツグン。一貫目でノックアウトです。
そんな余韻に浸りながらの「クエ」。淡泊で上品な味わいがまた素晴らしい。
「サガ」。コハダの別の呼び方だったと思うのですが、失念。光り物は実は苦手なのですが、もちろんこちらの握りは美味しくいただきました。
「小鯛」。小振りの鯛ですが、味はバツグン。白身系の握りにはすべてゆず皮が入っており、余韻がすべてさわやかです。
大将の後ろのタンスのような棚が気になったので聞いてみたところ、なんと氷を使った冷蔵庫とのこと。上段に氷をいれ、下段に仕込んだネタが保管されていました。こんな粋な冷蔵庫は初めてです。
そして先ほどの冷蔵庫からおもむろに取り出した赤身のマグロ。それを切り、わさび醤油で味をなじませてから握っていただきました。赤身の漬け握りですね。赤身の美味しさを最大限に味わうことができます。
つづいては「大トロ」。とろける味わいが文句無く素晴らしい。
「煮蛤」。煮蛤は煮込みすぎておらず、蛤の旨味を存分に味わえます。
「車海老」。食べ応えのある肉厚の車海老は素材の良さが分かりますね。
「穴子」。ふわっととろけそうな穴子に甘いタレが絡み合う。
「玉子」。出汁巻き玉子ではなく、甘めの昔ながらの玉子。
「かんぴょうまき」。こちらも甘めに煮込んだかんぴょうがなんだか懐かしい。
今回はガイドつきで12,000円というお値段でしたが、普通にお伺いしてもご予算は15,000円前後らしく、思ったより気軽に通えそう!素敵なお店をご紹介いただいた橋本さん、ご縁をいただいた「あいたび」のみなさま、ありがとうございました。
http://aitabi.jp/
夜総合点★★★★☆ 4.0