食べログのマイレビュアーさんが何人かお勧めしていたので、ブックマークをしていたお店。ちょうど六本木にいく予定が入ったので、ランチでということでいってきました。ここは評判のよい下北沢のダニエラ、原宿のエミリアとの姉妹店ということで、かなり期待しちゃいます。
お店はミッドタウン西の交差点から一本路地に入ったところ。一軒家のすごく明るいお店。店内はウッディ調で統一されていてゆったりとした時間が流れている感じ。
そして入り口には、可愛らしいパスタがディスプレイされていました。パスタもりっぱなインテリアになるんですね。
土曜日のお伺いだったのでランチメニューはCorso A 2600円とCorso B 3800円、前日まで予約が必要なシェフのお任せコース5800円の3種類。
この日いただいたのはCorso A 2600円で、お通し / 前菜 / パスタ / デザート / 食後のお飲物です。前菜とパスタ、デザートとも5種類くらいから選べるのでかなり迷います。
そんな中、私がチョイスしたのが
前菜:鹿肉の赤ワインマリネ シャンピニオンのサラダを添えて
パスタ:タリァテッレ ボロニェーゼ
デザート:イチゴとメリンガ
そして友人がチョイスしたのは
前菜:阿蘇産 産山村の放牧黒豚のテリーヌ
パスタ:からすみをかけたコルドネッティ
デザート:この日のスペシャル(名前失念)
メニューをオーダした後すぐにお通しが出てきました。ティジェッラというパンを半分に切ってサラミとルッコラを入れていただきます。
私が頼んだ前菜の「鹿肉の赤ワインマリネ シャンピニオンのサラダを添えて」が出てきました。パッと見はサラダですが、一番下に鹿肉がみえます。鹿肉はマリネをしているので臭みはなく程よい酸味でさっぱりといただけます。生のマッシュルームも美味しい。
そして友人の前菜は「阿蘇産 産山村の放牧黒豚のテリーヌ」。レアでさっぱりした感じのテリーヌはとっても上品。それにしてもお料理ごと違うお皿はとても素敵で、お料理と一体化させるセンスがすごくいい!
続いてメインのパスタ「タリァテッレ ボロニェーゼ」。ニクニクしいボロネーゼはしっかりと力強く、それに負けじとタリァテッレが絡みつく感じ。パルミジャーノチーズが粉雪のようにちらしていて、よりいっそう美味しさを引き立てています。とにかく味や食感のバランスが最高なボロニェーゼですね。これは絶品。
友人のパスタは「からすみをかけたコルドネッティ」。見た目が卵?菜の花?のようなイメージでどんな味か想像がつきませんでしたが、一口味見をさせてもらったらこれがまた美味しい!カラスミとチーズでしょうか、塩と旨味とコクのバランスがこれまたいい味なんです。他のお店ではなかなか見かけないパスタなので、これはおすすめかも。
パスタの余韻に浸っていたら、口直しのローズマリーのシャーベットが出てきました。鼻に抜けるハーブが心地よく、口の中をさっぱりとしてくれます。
最後はデザート。私は「イチゴとメリンガ」。生クリーム好きなので、迷いなくこちらに決めました。メレンゲとパイ生地のサクサク感と生クリームのこってり、そして苺の酸味が奏でるハーモニーがたまりません。
そして友人のは「スペシャルなスイーツ」。名前をちゃんと聞き取れず、でも外人の店員さんイチオシだったのでチョイス。スポンジにひと手間加えたスイーツで、カスタードソースにつけていただきました。
コースとしてバランスもいいですし、最後まで見た目も味も楽しませてくれる内容で大満足なランチでした。なんといってもパスタはどれも絶品で、他もいろいろといただきたくなるものばかり。そして六本木という場所柄を忘れるほどゆったりと時間が過ごせるのもポイントが高いですね。外にはテラスもあって、あたたかくなったら外でのランチも気持ち良さそう。
評判のお店はセンス溢れるお料理を出してくれるイタリアンでした。今度はしっとりと夜に伺ってみたいですね。