以前から食べログのレビュアーさんたちが美味しそうなお肉の写真をのせていた鳥茂さん。一緒に行きませんかのお誘いをいただき、老舗の肉割烹にお伺いしてきました。場所は新宿に南口の交差点にあったと記憶していったら別のお店があり、ちょっとだけ焦りつつ住所を元にお店に到着。
お店の1Fはカウンター席のみで、すでに満席。その様子を横目に2Fにあがると、正面にはカウンター席を挟んで料理人の方たちが忙しく動き回っています。そしてテーブル席はなんと満席！でワイワイガヤガヤと活気がものすごい。
そんな中、先に到着していた２人は２Fのカウンター席で先に始めておりました。この日は私も含めて３人、そのうち一人がこちらの常連さんとのことでメニューはお任せとのこと。慌ただしく着席をして、とりあえず生ビールを注文して喉を潤します。
で、この後すぐにお料理がどどど〜と出てきました。最初に「鶏肉のなめろう」。鶏肉に刻んだ玉ねぎと白みそが入っていて、その上にオリーブオイルが。お味は全体的に甘めな仕上がり。
つづいては「豚レバー」。四角くカットしたレバーを２本の串で支えており、見た目はとっても几帳面。表面を軽くあぶっただけのほぼ生に近いレバーに洋がらしをつけていただきます。こんなに新鮮な豚レバーってなかなかお目にかかれないかも。レアな感じがまたいい。
豚レバーをいただいている途中に「豚シロ」も出てきました。ホルモンってゴムみたいな食感あまり得意ではないのですが、これは程よい弾力さと濃厚でジューシーな旨味があってとても美味しい。ちょっと冷めても味が変わらず、よくビールにもよく合う。
お料理はどんどんと出てきます。「焼きなすとみょうが」にはお醤油と鰹節でシンプルに野菜を楽しむ感じ。夏の余韻を感じる組み合わせですね。
そしてここで厚切りの「牛ヒレ」が！レアな火入れのお肉にはお塩とわさびを添えて。ふわっと柔らかいその赤肉の旨味に大満足。
次はお肉の刺身盛り。牛レバー、牛はらみ、豚ハツ、豚タン、豚小腸？、豚の脳みそ！だったと思います。生でいただけるだけあって、新鮮で臭み無し。ただ内蔵系はちょっと苦手ということで、牛レバーと牛はらみのみいただきました。個人的にはやっぱり火を通したお肉のほうが好きかな。
串焼きの「豚のこめかみのネギマ」もでてきました。豚の頭部からとれる希少部位で、お肉としてはとてもさっぱりとしています。コリコリした食感がまた楽しい。こちらも洋がらしをつけて。
カウンターの目の前にあった大きな椎茸があまりにも美味しそうだったので、こちらも焼いていただきました。ふっくらジューシーな椎茸にはシンプルにかぼすをかけて。椎茸、美味しい。
まだまだお肉のお料理はつづきます。「豚タンののど元」。のど元のほうがあまり運動をしていないので、タン先よりもやわらかく、また脂ものっているとのこと。厚切りで出していただいたので、食べ応えも十分。
怒濤のお肉料理で体がびっくりしていたので、少し休憩したあとお肉再開w。そう思ってテーブルをみると「松坂牛のサーロイン」が出ておりました。赤味のヒレもいいんですが、上品なサシがはいったお肉も大好き。脂がたっぷりめのお肉はわさびが似合います。
そして同じサーロインをつかった「松茸とサーロイン雲丹キャビアのせ」。そう、以前から口コミの写真で一番気になっていたんです。実物は色合いも美しく、高級食材が融合していくこの感じはまさに贅沢の極み。感想は特に述べなくても、この写真でご理解いただけるはず！お肉料理のフィナーレに文句無しの一品。
最後にデザートで「塩アイス」をだしていただきました。このアイス、濃厚なミルクに塩分が加わることで味のメリハリがでてすごくいい。レモンをしぼるとこの濃厚なアイスもさっぱりといただけて、いくらでも食べれてしまいます。実は、、アイスがあまりにも美味しくって、お代わりをしてしまいました。あんなにお肉でお腹いっぱいになっていたのに、デザートは別腹というのは本当ですね。
