渋谷で韓国料理を食べようということになり、TEJI TOKYO渋谷店にお伺いしてきました。実はTEJI TOKYOは新宿にもあり一度お伺いしたことがあるのですが、とにかく豚肉が美味しいという印象。渋谷店もおそらくお肉は美味しいはず！と思い、期待しながらの訪問です。
場所は京王線渋谷駅のマークシティ方面の出口からすぐ近くなのですが、ちょっと見つけにくい場所。道順の説明をみながらお店を発見することができました。
中二階なお店の中に入ると、白と黒を基調にしたシックな内装。店内は案外狭く、全体的にコンパクトな印象です。金曜日の夜ということもあり、すでに店内は満席。やはりこちらのお店は知る人ぞしる人気店のようですね。金曜日の夜を満喫すべく、プレモル生で乾杯です。
サムギョプサルを頼むのは決めているのですが、その前にアラカルトでいろいろ頼むことに。まずは「キムチの盛り合わせ 1000円」と「ナムル２種盛り 500円」。キムチの盛り合わせは、白菜、カクテキ、キュウリ、そしてトマト。トマトってキムチにすると熟成され旨味が凝縮している感じで美味しくなるんですね。ちょっとした発見です。
つづいて店内ボードのおすすめメニューから「甘エビのフェ 780円」。フェとはお刺身のことです。辛みのあるタレと濃厚な甘エビとの相性は抜群。お醤油でいただくのとまた違い、韓国風のお刺身もなかなかよいものです。
そしてこちらのお店にはなんと生でいただける芳寿豚をおいてあるんです。前回はお刺身をいただいたので、今回は「芳寿豚のタタキ 780円」で。きれいなピンク色をした豚肉におろし大根とピリ辛のタレでさっぱりといただきます。やはりお肉は臭みがなくて、柔らかく、さっぱりしていて美味しい豚だなあ。
韓国料理といったらお酒はマッコリ。まずは「マッコリ飲み比べ500円」で好みのマッコリを見つけます。この日は微炭酸のマッコリ、おこげの味のするマッコリ、黒豆のマッコリです。どれも個性があって好きなのですが、個人的に一番好きなのはコクがあって甘い黒豆のマッコリ。この後グラスで黒豆のマッコリをいただきました。
そしてメインのサムギョプサルですが、ブランド豚から選べるのがとてもうれしいけど迷っちゃうんですよね。梅山豚、松坂豚、マンガリッツァ豚などなどどれも食べたいのですが、この日は「イベリコ豚のサムギョプサル 2480円」に。まずは塊肉で登場。脂身の艶がなんとも麗しい。
ところでこれどうやって食べるんだろう？と思い、しばらく様子をみていると、店員さんがおもむろに塊のまま焼き始めました。そのあと表面が焼き上がったところで、店員さんが目の前でお肉をスライスしてくれます。切り口から見えるお肉はまだ生できれいな色。
そのスライスしたお肉は再度鉄板に戻されてしっかりと焼かれます。普通だとスライスしたお肉が出されて焼いていただくのですが、こちらは何とも丁寧に焼いてくれるんですね！なんだかみているだけでワクワクします。
そして焼き上がったところでお肉をいただくのですが、まず塩でいただくのがおすすめということで、テーブルの上にあるお塩でいただいてみます。お塩は４種類あって、雪塩、ハーブ塩、スモーク塩、ローズソルトだったかな。このイベリコ豚は脂が甘い分、シンプルに塩でいただくのが最高かも。もちろんエゴマやサニーレタスにも巻いて、焼きキムチと一緒に食べてももちろん美味しい。
サムギョプサルが焼き上がる間につまんでいたのが、店員さんがすすめてくれた「明太チーズチヂミ」。表面はパリッと、中はモチモチ、中には甘くなった玉ねぎやニラなど野菜たっぷり。そんなチヂミの上には明太子とチーズのソースがかかっており、これがまたついつい食べたくなる味なんですよね。
なんだかんだいろいろいただいて、お腹もいっぱい。〆には「冷麺 980円」。こちらの冷麺は盛岡風冷麺で、焼豚、リンゴ、海苔、キムチ、レタス、そして温泉卵が入っています。つるりとした麺とさっぱりしたスープで、お肉を食べたあとにはぴったりかも。
この日はデザートの「豆腐の杏仁 450円」も頼んじゃいました。甘さ控えめでお豆腐の甘さがほんのりする杏仁は、食べ飽きずに最後まで美味しくいただきました。
女子２人での訪問でしたが、サムギョプサルのお肉もちょうどよく、他のお料理もいろいろと食べれてすごく満足でした。あと何と言っても店員さんたちがイケメンで、カジュアルだけどとても気が利く接客をしてくれるのがすごく居心地がいいですね。
お店はちょっと狭めなので、あまり大人数は向かないかもしれませんが、ブランド豚をいろいろいただきたいときは４人くらいでお伺いするのがちょうどよいかもしれません。とにかく豚肉が美味なので、渋谷でオシャレにサムギョプサル！な気分になった時におすすめです。
夜総合点★★★☆☆ 3.8