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【ブロガーイベント】木村飲料さんの工場の見学とサイダー&ラムネ試飲会@ガラスびん&地サイダー・ラムネ工場見学ツアー!(1日目)

プロぐるめ!さんの主催で去年参加させていただいた「ガラスびん&ワイナリー工場見学」ですが、今年は「先輩ガラスびん応援隊」メンバーとしてまたまた参加させていただきました。今年は1泊2日の泊まりがけということで、去年以上にしっかりと工場見学をしなくては。

初日は渋谷駅で待ち合わせ。みんなでバスに乗り込んで、2日間のスケジュールなどの説明をしていただきました。スケジュールと共にいただいたのが、お菓子セット。なんだかちょっとした修学旅行気分です。

スケジュールとおやつセット@木村飲料 浜工場

今回1日目は地サイダー・ラムネ工場の見学と試飲会がメイン。工場を見学させてもらえるのは静岡にある「木村飲料」さん。「カレーラムネ」「わさびらむね」などのヒット商品が有名で、社長さんのお話も聞けるとのこと。みんなでバスにのって目的地へ向かいます。

途中休憩も入れながら、3時間くらいかけて目的地の「木村飲料 浜工場」に到着。ここではまずサイダーの製造工程を見学させていただきます。

やっとつきました@木村飲料 浜工場

工場見学といえば、まずは着替え。みんな白衣とヘアキャップで準備万端。2班に分かれて工場内を案内していただきました。私たちA班を案内してくださった方ですが、ブロガーさんに写真を向けられてまだちょっと表情が固め。この日のラインには「富士山サイダー」が流れております。

ご説明いただいた方@木村飲料 浜工場

 炭酸飲料がすごい勢いで充填されて、ふたを締めてラインを流れていきます。

中身が充填されて次の工程に@木村飲料 浜工場

そして工場には必ずいらっしゃる目視確認の方。不純物がはいっていないか、ビンにキズはついていないか、はたまた規定量が入っているかなど、キチンと人の目で確認して流れていきます。ちなみに炭酸なのでおちつくと量は意外とムラがあるようですが、基本ちょっと多めにはいっているようです。

分量の目視確認とのこと@木村飲料 浜工場

チェックがクリアしたサイダーたちには、ラベルが貼られていきます。そう、富士山サイダーとしてのゴールは間近です。

すごい勢いでラベルが貼られます@木村飲料 浜工場

ラベルを貼られたサイダーは人によって段ボールに詰められていきます。この日はサイダーでしたが、ラムネをいれたり、別ラインではペットボトルなどの飲料もつくっているとのことでした。このあと商品開発のお部屋に入れていただいて新製品などご紹介いただき、かなり隅々まで見学させていただきました!

箱詰めは人がやっているみたい@木村飲料 浜工場

工場でサイダーの生産工程を学んだ後、今度は場所を移して地サイダー・ラムネについてのお勉強&試飲会です。

会場では既に試飲できる地サイダー&ラムネたちが勢揃い。なんと全国46都道府県にその産地の特色を生かした地サイダー・地ラムネがあり、H24の調査では全国で約217種類もあるとのこと。かなり盛り上がっているんですね。

地サイダー&ラムネたち。

そんなこんなで試飲会スタート。個人的に美味しいと思ったのは、香川県の「オリーブサイダー」でこれは大人な味。あとは沖縄の「ピンクドラゴンソーダー」は南国を思わせる風味がいい。面白い味だったのが富山県の「富山ブラックサイダー」これはラーメンをイメージしているらしく、醤油っぽい味がするんですよね。。そして広島の「もみじ饅頭風味ラムネ」は完全にお菓子の味w。あと味は普通なのですがパッケージが萌えキャラな東京の「萌えラムネ」。それぞれ地域の個性を表現したサイダーラムネたちの飲み比べは、童心に帰った気持ちで楽しめました。

試飲会の後は座学でもっと深くラムネとサイダーについて学びます。まず最初に先ほど見学させてもらった木村飲料の社長さんの講義。地方の飲料メーカーさんとしていろいろとご苦労されたのち、大ヒットとなった「カレーラムネ」の誕生秘話など語っていただきました。とてもアイデアあふれる社長さんで、なんと本やCDも出しているとのこと。お話に聞き入ってしまいます。

木村社長の講義

ちなみに今は世界遺産になった富士山をモチーフにした「富士山サイダー」や「富士山コーラ」「富士山ラムネ」などがかなり注目を浴びているようです。ちなみに「富士山サイダー」のガラスビンは富士山の形をモチーフにしたデザインが施されていました。

富士山サイダーのボトルは富士山をイメージ

つづいて、サイダーラムネのあれこれを教えていただきました。

以前からすごく気になっていたのですが、サイダーとラムネの違いってなんだろうと思っていたのですが、中身自体の違いはなく、どうも入っているビンの違いで区別しているそう。サイダーはねじキャップで栓をするのですが、ラムネはビー玉で栓をしているものをそう呼ぶそうです。

そしてラムネの特徴的なビー玉ですが、ポルトガル語のビードロから来ているというのと、ガラス玉の規格「A玉」「B玉」からきてるという2つの説があるらしい。歴史をみるといろいろと面白いですね。

これで1日目の見学&座学はこれにて終了。この後宿まで移動して、みんなで大宴会。2日目はガラスびん工場の見学となりますが、ブログはまた改めて。

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