溝の口という場所はまったくの活動範囲外でいったことがないエリア。そんな溝の口にお魚の美味しいお店で飲み会をやるよというお誘いに、ふらりと参加してきました。
多摩センターで仕事が終わった後、電車を乗り継いで40分くらい。やっぱり遠いなあとおもいつつ、駅から10分ほど歩いた住宅街にそのお店がありました。思ったよりこじんまりしたお店ですが、外からみた感じだと明るくっていい雰囲気。
この日の飲み会は総勢8人。私がついたときにはちょうど半分の4人が集まっておりました。とりあえず飲みものはどうする?と聞かれたので、ここは最初から日本酒で。お魚が美味しいといったら最初から最後まで日本酒が飲みたくなるんですよねw。ということで一杯目から日本酒の「播州一献」。兵庫のお酒です。メモリがついたグラスで100ml か130mlの量を選べます。とりあず少ない量でまずは頼んでみました。
前菜は一品料理リストから4品選んで900円。みんな好きなものをチョイスして、それをつまみながらいただきながら他のメンバーの到着を待ちます。というのも、今日のメインは「お刺身盛り」。ここを行きつけにしている幹事さんが、この日の為に気合いをいれて素敵な盛り合わせにしてくれているとのこと。
しばらくしてある程度人数が集まったところで、お刺身盛りを出していただきました。真ん中に鎮座しているのは、、なんと新鮮な伊勢エビ!存在感がすごいので、正面の写真を思わずパチリ。なかなかのイケメンさんですw
センターには伊勢エビのお刺身、それを取り囲むように5種類のお刺身たちもピカピカで新鮮そのもの。鯖、カツオ、白身のお魚2種類などなどこれは圧巻です。とにかくどれをとっても美味しい。こういう新鮮なお魚にはやはり日本酒がよく合う!
メニューで気になっていた「塩水ウニ」が盛り合わせに入っていなかったので、お願いして別盛りに。海の香りがするウニは濃厚かつまろやかで絶品!
お刺身たちでどんどん日本酒も進み、次は名前にひかれて「大吟醸 一生青春」を頼んでみました。福島のお酒で天明と同じ酒蔵のブランドのようですね。淡麗辛口の中にもふわっと甘みもありしっかりとしたお酒。
お刺身たちの後には大きな岩牡蠣が!とてもミルキーな濃厚な味わいで、牡蠣大好き人間にこれはたまりません。この牡蠣は本当に美味しかった。
生ものが続きましたが、ココからは火をいれたお魚たち。「マグロのかま焼き」は程よい焼き加減でほくほくとマグロの身がほぐれていきます。それを大根おろしとかぼすであっさりといただきます。
「金目鯛の煮付け」。甘辛く煮込まれた金目鯛はお魚の旨味と甘いタレがマッチしてご飯と一緒にいただきたくなります。煮込んだお魚も美味しい。
この間にも日本酒はどんどんいただいており、ここで料理もひと段落したので〆の日本酒にははラベルがオシャレな「Raifuku mellow」。お水の代わりに日本酒で仕込んだお酒で、貴醸酒とのこと。甘口ですが口当たりはさらりとしていて、このスイーツなお酒はもうデザート酒という感じ。
お料理のほうの〆はというと「アサリと帆立の炊き込み御飯」。たっぷりのアサリからでてくる旨味はしっかりと白米が受け止めております。そこに帆立の食感が入り込み、あっさりとしつつも上品で奥深い炊き込みご飯。この組み合わせはすごい好み!
そしてさっきの伊勢エビの頭が入ったあら煮まででてきました。白みそベースのあら煮は伊勢エビの風味とたっぷりのネギで飲んだ後の体にじっくりと染み渡っていきます。最後の最後まで魚介類たっぷりのお料理で本当に大満足!
とにかくこの日もよく食べて、よく飲んで、気づいたらいい時間。お会計をしてもらったら、、1人7000円ちょっと。こちらの客単価よりかなりオーバしていますが、おそらく日本酒をかなりいただいたのでしょう。それにしてもこういうお魚が美味しいお店はありそうでなかなか気に入る店がないので、もっと近所にあれば通うのになあ。うむ、溝ノ口かあ。また機会があればお伺いしたいお店ですね。