前田シェフのお料理をいつかいただかねばと思いつつ、なかなか足を運べずにいたグーイタリアーノ。ちょうど1周年になるということで、Facebookには1周年記念用のメニューとしてお肉が紹介されていました。それがあまりにも魅力的だったので、お祝いもかねてお伺いすることにw。
場所は赤坂の7番出口をでてすぐの黄色いお店。お店の中ですが、とにかく全体的に明るくてなんだかか元気が出そうな感じ。カジュアルなのですが清潔感もあってすごく居心地の良さそう。そして一番奥にはキッチンがありオープンになっており、ちょっとのぞいたら前田シェフが出てきてくれてご挨拶してくれました。
席についてとりあえず一息。まずは冷え冷えのハートランドの生ビールで乾杯!
そうそうこの日のお目当ては1周年記念の「炭火焼きの和牛T-ボーンステーキ100g 1200円(2400円の半額)」。600gからなので、2人だとちょっと多いかな。とはいいつつも他の料理も気になるところですが、とりあえず他は様子をみながら頼むことに。
ところでお肉ですが、まずは塊の状態で見せていただきました。成牛と仔牛の間の若い和牛で、肉質がとても柔らかいとのこと。これは楽しみです。
お肉の前には「夏野菜たっぷりバーニャカウダ 1580円」で野菜補給。たくさんのお野菜たちは盛りつけがとても華やかで、すごく食欲がそそる色合い。いろいろなお店でバーニャカウダをいただくのですが、このボリュームでこのお値段でこの華やかさはあまりないかも。個人的にかなりおすすめの一品。
お野菜いただいていると、Tボーンステーキがガツンと焼き上がってきました!店員さんが切り分ける前の焼き上がりの肉をいい感じで盛りつけて持ってきてくれたのでまずは写真タイムw。それにしても2人でこのお肉いただけるのかな、とちょっと心配していると店員さんが「上品でさっぱりとした肉質なので飽きずに食べれますよ」といってくれました。
そして今度は食べやすくスライスして再登場。切り口がきれいなピンク色をしてて美しいお肉。こうやってみると2人でも問題なく食べれそう。お肉には塩またはレモンとガーリックとパセリ(だったかな)を刻んだ香味をつけていただきます。肉質はとても柔らかく、甘くて上品ですごく食べやすくそして美味しい!レモンの香味との組み合わせもさっぱりしていて、食べ始めたら止まらなくなりました。
お肉にはやはり赤ワインということで、おすすめをお聞きしてグラスで2種類いただきました。1種類目はイタリアンですが日本のワイン、「シャトー・メルシャン 藍茜2011年」。近頃の日本のワインは本当に侮れません。メルローを主体にマスカット・ベリーAとベリー・アリカントAをブレンドしたワインは、とても華やかで繊細、スパイシーさとほのかなバニラの香りがすごくいい!お肉の上品な肉質ともとてもマッチします。
2杯目はカルフォルニアのカベルネソーヴィニヨン「Robert Mondavi Winery Twin Oaks Cabernet Sauvignon」。トロピカルフルーツにバニラの香り、カルフォルニアらしい明るくライトな飲み口。こちらもお肉に合いますね。基本的に樽の香りがするワインが好きなので、2つとも個人的には好みのワイン。店員さんにおすすめを聞いて正解でした。
すでにTボーンステーキとバーニャカウダでお腹が満たされていたのですが、やっぱりパスタが食べたいなあと思い1品オーダー。名前に惹かれて「スパゲッティ レモンクリーム」にしてみました。アルデンテのパスタにレモンクリームを絡めたとてもシンプルなお料理ですが、レモンの爽やかな風味と生クリームの相性が病みつき。すごくさっぱりといただけます。
デザートは別腹ということで、おすすめの2品でいただきました。まずはガトーショコラ。このガトーショコラがとっても濃厚で密度がぎゅっとしていて、まるでトリュフチョコのよう。ここに純生クリームがのっていて、チョコ&生クリーム好きな私にとってかなりドストライクなスイーツ。濃厚好きな方には是非ともおすすめしたい一品です。
そしてもう一品はオレンジカスタードのタルト。こちらは甘さを押さえたカスタードにオレンジの風味が爽やか。スイーツのクオリティ、なかなか私好みですごくいい!
食後にコーヒーをいただきながら、店内を見渡してみるととにかくみんな楽しそう。お客さんはもちろんなのですが、店員さんたちが生き生きと接客をしていて、とにかく気持ちがいいんですよね。
カジュアルイタリアンということで肩肘張らずに気軽に立ち寄れる雰囲気と、期待を裏切らないお料理、そして店員さんの元気で明るい接客、とっても元気をいただけるお店だと思います。一人でふらりもいいですし、親しい人と集まってワイワイでももちろんOK。今度はお肉以外のお料理をいただきにみんなでお伺いしたいと思います!
夜総合点★★★☆☆ 3.7