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住宅街にひっそりとある洋食屋さん。雰囲気、お料理ともどこかほっとします。@ヴォーカル(幡ヶ谷)

このごろは家の近くのお店を開拓することが多く、この日はなんとなく洋食が食べたい気分。笹塚のロビンというお店も気になっていたのですがラストオーダーの時間が既に過ぎていたようだったので、食べログで比較的評価の高かった幡ヶ谷の「ボーカル」というお店にしてみました。

場所は幡ヶ谷駅の北口をでて左に進み、すぐの路地をはいってまっすぐのはずですが、どんどんと道が狭くなり住宅街になっていきます。あれ、と思ったころに明かりのついたお店を発見。とにかく住宅街の中にぽつんとある感じ。

お店は住宅街の中にヒット裏とあります。@ヴォーカル

中に入ると昔の喫茶店のような雰囲気に既に先客が2組いました。一組は食べ終わったらしく大声で会話中。ほんとは静かなお店なんだろうなあと思いつつ、席についてみることに。

飲み物はとりあえず「瓶ビール 550円」を注文。あまりアルコールの種類もなく、ビールの他にハイボールがあったかな。

瓶ビールのモルツは550円@ヴォーカル

食べ物はおつまみを単品で頼もうかどうしようか迷っていたのですが、「ハンバーグ830円」を頼んでお腹の様子を見ることに。注文するとすぐにカウンターの方から「ぺちぺち」という音が聞こえる。振り返ってみると、てごねハンバーグの空気を抜いてフライパンに入れるところだったみたい。ちゃんと手作りの手順を踏んで焼き上げてくれるのはうれしいものです。

しばらく待って出していただいたのがこちら。ハンバーグにはデミグラソース、付け合わせはポテトサラダ、トマト、キャベツの千切り、レタスです。ドレッシングは手作りの人参入り。ハンバーグはつなぎなしのビーフ100%で、コショウがちょっときつめ。ジューシーというよりアメリカンという感じ。どこかのお家でいただいているような、ちょっとホッとする組み合わせです。

ハンバーグ@ヴォーカル

大声で会話していたお客さんが帰ったら店内は静かになり、思ったとおり落ち着いた心地よい空間となりました。もう一人いたお客さんはご近所のご年配の男性で、お一人で黙々とお食事をしており、帰る際に一言二店員さんと会話をして帰っていかれました。なんかその風景がすごく素敵で、何となく地域の常連さんとお店の関係を物語っているように感じました。

ちょっとレトロな店内@ヴォーカル

幡ヶ谷にこんなレトロな洋食屋さんがあるなんて、灯台下暗しですね。お料理自体は家庭料理に近いのですが、昭和にタイムスリップした感覚がなんとも心地よく、また洋食が食べたくなったらお邪魔したいと思います。

ヴォーカル

夜総合点★★★☆☆ 3.3

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