さて前編の続きです。餃子のフルコースの始まりは「焼き餃子」から。みっちりとお皿に詰まった焼き餃子に皆のテンションもあがります。ちなみにこちらの餃子にはニンニクが入っていないらしい。どこまでニンニクなしで餃子らしい旨味が出ているのかちょっと楽しみ。
で、一口いただくと「……..美味しい!」の一言。ニンニクが味の賑やかしだったのかというくらい、雑味のないせ洗練された旨味の餃子。いくつでも食べれそう。
気づいたら一品目からかなりモリモリいただいてしまいましたが、この後もどんどんくる予定。ビールだとちょっとお腹いっぱいになりそうなので、ワインありますか?とお聞きしたら「十勝ワイン 町民用ローゼワイン ザ・いけだ」なるものを出していただきました。ロゼといいつつ辛口でお料理にすごく合いますし、町民用というローカル感のあるネーミングもなかなかぐっときます。
さて餃子はどんどんでてきます。つづいては「Quater Pounder」。肉のみの餃子です。こちらは一人1個ですが、ぎゅっと肉が詰まっていて先ほどと比べるとガツンとした印象かな。
「大葉Quater Pounder」は先ほどの肉肉しい餡に大葉を入れることで、肉がメインなのに不思議とさっぱりといただけます。
そして「おかひじき焼餃子」。おかひじきって今回初めていただきましたかも。餃子の餡はお肉よりおかひじきの方が多く、食感がシャキシャキしていて食べごこちがとってもいい。そう、餃子サラダとでもいいましょうか、すごく食べやすくそして美味しい。パラダイス山元さん曰く「おかひじきは茹でずにいれるので、包むのがちょっと大変なんですよ。」とのこと。なるほど、だからシャキシャキしているんですね。
すでに4種類の餃子をいただいて、先ほどのワインも空に。2本目もワインをおすすめワインをだしていただきました。「シャトー勝沼 生産者還元ワイン」で1.5Lのビックサイズ!赤ですが、渋みがあまりなくとっても飲みやすい。ガブガブいけちゃいます。
そして「海鮮ゼナキング焼餃子」。ゼナキングって何だろうと思っていたら、栄養ドリンクではないですか。生薬配合のゼナキングを餃子の隠し味に使っているとのこと。なんだか体にもよさそうなのですが、ゼナキング入りの餡の上にプリプリの海老が丸ごと入っていて、海老好きにはぐっときます。
そしてメニューにない「行者ニンニク餃子」。餃子の餡にたっぷりの行者ニンニクにアボガドがアクセントで入っています!ちょっとだけネバネバ感もあり、なかなか味わったことのない餃子でとっても美味。個人的には今日の一押しかも。
そろそろお腹の限界が近づく中ででてきたのが「W Cheese Quater Pounder」。餃子ピッツア的な感じで、焼かれたチーズの上にあの肉餃子が鎮座しています。空腹のときだったらかなり喜んでいただけたのですが、もうここで出てくるとは!美味しくいただけたのですが、お腹の状態がここで一気に満腹モードに。
そんな中でてきたのが「海鮮水餃子」。海老やイカなどの海鮮系の具がぎゅっとつまった水餃子はスープにもいいお出汁がでていて絶品。本当はもっとたくさんいただきたかったのですが、もうすでに限界を超えつつあったので2つほどいただきました。
この頃になるとみんなお腹いっぱいすぎて口数も少なくなっていたら「パラダイス家の野菜餃子」がでてきました。お野菜の旨味がまあるい餃子に凝縮されていて、お肉がなくても十分餃子のうまさが味わえる一品。これもたくさん食べたかったのですが、無口に1ついただきました。
もう餃子が入らないかも宣言をみんなにしたところで、「キーマカリー餃子」がでてきました。うそ!ここでカレー餃子ですかと私のお腹の叫び声が聞こえた気が。。でもここはがんばって1ついただきました。中の餡はカレーの味になっていて、上にのっているうずらのたまごと一緒にいただくとそこはもうインドw。確かに見た目も味もセンスある仕上がりで、大人気なのがわかります。お腹がすいているときに食べたかった。
最後にお子さまランチのように旗付きででてきたのが「苺モツアン餃子」。裏返しになっているのでわかりづらいのですが、包み方はキーマカリー餃子と一緒でうずらの代わりに苺が入っています。そして皮の中にアンコとモッツァレラチースが入っていて、センターにあるきな粉をつけていただくというとても凝った餃子デザートです。アンコとチーズの組み合わせがすごくよく、それに苺ときなこが加わることで、絶品の味になっておりました。もうこれは組み合わせの妙技といっても過言ではございません。ああ、でももうお腹がいっぱいで1個しか入らない。。
口直しにこんな番外編も。「モナカアイスに海老ラー油」。海老ラー油は餃子をいただくときにちょこちょことつけていたのですが、こういう食べ方も美味しいよということで出していただきました。男性陣はう〜ん、といっておりましたが、私は美味しいなあと思いましたよ。
そして最後の最後のデザートはスイカ。今年初のスイカをこちらでいただきました。
このあとお料理を終えたパラダイス山元さんも一緒に加わり、飲みながら楽しい時間を過ごさせていただきました。飛行機の乗り換えのお話(修行僧)はとても興味深かったです。近々出版も予定されているようですので、出たら読ませていただこうかな。
そしてこの日の最後にみんなで記念撮影。その写真は来苑記念として「蔓餃苑のFacebookページ」に掲載されていたりしますw。蔓餃苑の情報を知りたい方はこちらをいいね!しておくとよいかもしれませんよ。
蔓餃苑のFacebookページ https://www.facebook.com/mamgyoen
今回の訪問で餃子の奥深さを知り、またあの味を再現したく早速本も購入しました。ふふふ、当面は餃子がマイブームになっちゃうかも。
前編はこちら→「GW最終日に餃子の王様・パラダイス山元さんの「会員制高級紳士餃子 荻窪『蔓餃苑』」に行ってきた(前編)」