フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。

2015/11/16に代々木上原の駅近、元からんころん食堂だった場所にワインバーが新しくオープンしました。こちらのオーナーシェフは大好きなお店、下北沢「ミリルヴァン フィオーリ」のソムリエだった藤田さん。代々木上原にウエルカム!ということで、ワクワクしながらオープン初日にお伺いしてきました。

店内はカフェのようなかわいい雰囲気、そしてカウンターは広めですごく居心地が良さそうな空間。

カウンター@アトリエフジタ

お料理はまだまだ種類が少ないですよとのことで、アラカルトのお任せで。ワインはペアリングインで4種類3250円でいただけるとのことで、お料理に合わせて出していただくことにしました。

最初はビオディナミで有名なドメーヌ・ド・レキュの泡「ヴァン・ムスー キュヴェ・ルートヴィッヒ・ハーン」。葡萄はフォル・ブランシュ45%、シャルドネ25%、ムロン・ド・ブルゴーニュ20%、カベルネ10%、産地 フランス ロワール。エチケットに音符があると思ったら、ミュンヘン交響楽団の第一ヴァイオリン奏者の名前に由来するキュヴェとのこと。青リンゴ、洋ナシ、グリーンハーブを思わせる甘みのある香りで、飲み口は優しい果実味が有りながらもスッキリと心地よい辛口ワイン。さすが、1本目から素敵ワインをチョイスしてくれます!

ヴァン・ムスー キュヴェ・ルートヴィッヒ ハーン@アトリエフジタ

泡に合わせてくれたのが「日生(ひなせ)の生ガキときゅうりのソース」。藤田さんの地元が岡山ということで、岡山の新鮮な魚介類を使ったお料理もだしていくとのこと。こちらの牡蠣にはきゅうりのソースを合わせて。あおっぽい胡瓜と牡蠣が意外にも相性がよく、さわやかな一品。

日生の生ガキときゅうりのソース@アトリエフジタ

そして「ガザエビのオープンサンド」この日は365日のパンに、プリプリの海老をシンプルにのせたもの。黒い胡麻のようなものはニゲラ。ワインとの相性を考えて出してくれているので、もちろんワインにぴたっとよりそう優しい感じがいいですね。

ガザエビのオープンサンド@アトリエフジタ

2杯目のワインはアレクサンドル バンの「プイィ=フュメ・ピエール・プレシューズ」。葡萄はソーヴィニヨンブラン100%。産地はロワール。果実味が厚くボリュームや旨みを十分に感じつつ、ソーヴィニヨンブランらしい爽やかな芳香や品のよい酸味がたまりません。コレはかなり好みなワインかも。

プイィ=フュメ・ピエール・プレシューズ@アトリエフジタ

「鯛のブランダードコロッケ」。ブランダードはフランスランドック地方の料理ですね。ジャガイモと鯛をフードプロセッサーでなめからにしたものを揚げてコロッケ風に。上からペコリーノチーズを振りかけて奥深さを加えています。口当たりなめからで何ともいえぬ上品なお味。

ブランダードコロッケ@アトリエフジタ

ワインはロワール地方の人気の赤、クロ デュ テュ=ブッフの「シュヴェルニ ルージュ ルイヨン」。ピノ50%、ガメイ50%。ペリー系のチャーミングな香りに滑らかな口あたり、そして上品で繊細な味わい。もういくらでも飲めそうなそんな親近感もあるワイン。この日一緒だった友人たちもすごく気に入っておりました。

シュヴェルニ ルージュ ルイヨン@アトリエフジタ

先ほどのルイヨンに合わせてくれたのが「鱸のキュイソンナクレ」。真空低温料理された鱸はしっとりと弾力があって、ぼそぼそしない。まるで鶏肉のような食感。そこにキノコのソースとキノコのパウダーで味つけ。これがワインをぎゅっと惹き付けるマリアージュになっており、めちゃくちゃいい!

@アトリエフジタ

そしてお肉がでてきました。こちらも真空低温料理された「こめこめ豚のロースト」。肉厚な豚肉はほんのりピンク色。いただいてみると食べ応えがしっかりしつつも、まるで優しい味のハムのよう。ほんのり燻製の香りが鼻にぬけていい感じ。付け合わせのグリルオニオンもしっとりと甘みと旨味があって美味!

こめこめ豚のロースト@アトリエフジタ

豚肉に合わせてくれたのが、カシーナ イ カルピーニの「コッリ トルトネージ ティモラッソ」。葡萄は土着品種のティモラッソ100%。産地はイタリアピエモンテ。このワイン、赤と同じように皮と共に醸し発酵を行った白ワインとのこと。とにかく白なのに骨格がしっかりしており、ブドウの旨み、タンニン、フレーバーをしっかりと味わえます。優しいハムのような豚肉との相性がとても絶妙。

コッリ トルトネージ ティモラッソ@アトリエフジタ

前のお店ではソムリエでやられていただけあって、ビオを中心としたワインチョイスはかなりいいですね。そして日本酒も数種類置いているとのこと。お料理は全体的に素材を生かした優しめですが、見えないところで一手間ふた手間を加えてとても丁寧。そしてなんといっても、ワインと料理のマリアージュが肩ひじはっておらず、自然に寄り添う感じがとても素敵でした。

店内@アトリエフジタ

とにかく代々木上原からの帰り道、駅からすぐということで、場所的に立ち寄りやすいですし、なんといっても女性ひとりでも気兼ねなく入りやすい雰囲気も気に入りました。ワインバー激戦区にまた一つ通いたいお店ができて、とても嬉しい限り。やっぱり地元でもっと飲まないとダメですね。

入り口@アトリエフジタ

Atelier Fujita(アトリエフジタ)
東京都渋谷区西原3-4-3
03-6416-8241
facebook https://www.facebook.com/atelierfujita/

Atelire Fujitaワインバー / 代々木上原駅代々木八幡駅代々木公園駅

夜総合点★★★☆☆ 3.8

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